私が少林寺拳法を知ったのは、昔テレビで「坊主拳法」を観て興味を持っていました。そして、16歳のとき、中野益臣、三崎敏夫(当時本山職員)の演武ポスターを観て「これだ」と思い、彦根道院に入門しました。
約6年間の修行を積み達磨の説いた不屈の精神を学び、1974年に岐阜県不破郡関ケ原にある曹洞宗の寺において関ケ原禅友会支部を設立しました。
しかしそこは、冬には雪が大変多く、修練の終わったあとには自分が乗って来た車が隠れるほど雪が降り積もるのです。
そうしたことから、禅友会は寺の青年僧に支部長を交代し、二年後に近江八幡の地に道院を設立しました。
若いころは、特に強さを意識していたが、創立45年経った今では全体に、楽しさを重視しています。
何より重要なのは、その人に合った指導を心がけること。
気が付けば自分の人生と一緒にいつも側にあり、心安らぐ道院の存在でありたい。
鎮魂行や式典のように、厳粛な雰囲気もあり、技術を学び修練を楽しむ。
道院の指導者の方々のお蔭で新たな生き甲斐が見つかり、充実した日々を送れております。(53才男性)
30年ぶりに道院を訪れ、活動を継続されていることを知り感服しました。そして今回は娘と共に入門しました。このご縁を大切にしたいと思います。体は言うことをききませんが邁進いたします。(46才男性)
少林寺拳法がこんなに楽しいとは思いもしませんでした。必ず黒帯を目指します。(小学4年女子)
5年間の修練で学んだ「拳の三要」を応用して己を高めていきたいです。(中学2年男子)
16才の頃から道院にお世話になり、もう30年!細く長く少林寺拳法を続けてこられたこと心から感謝しています。(40代女性)