



大所帯の副道場長を務めさせていただくうち、技術に対する質問が厳しくなり、武専を卒業して以来、他の道院・支部に出稽古に行く機会が増えていきました。
一幹部に過ぎない私などに教えを乞う子どもたち、一般拳士と触れ合う中で、さらにきちんと教えてやらなければ…という思いが強くなりました。
そして出稽古に出ていくことを重ねるうちに運命的に奥村正千代大範士九段とお出逢いすることとなります。
奥村先生にお出逢いしなければ自前道場を立てて独立するなんて全くありえなかったことです。
そして今、子どもたちと触れ合う中、独立して本当に良かったと実感しています。
まず楽しく! 「えっ!?びっくり!」の発見と刺激、好奇心を湧かせるような工夫。
そして何よりも「先生のようにできるようになりたい」と思ってもらえるものを提供し続けなければならない。
そして、厳しさの中の温かさ。
・修練日がまず楽しみであること、休みたくない道院であること、人に話したくなる道院であること。
・道院とは---
①何かを見つけて帰るための場所である。(新しい自分の可能性の発見)
②自分の未熟な部分を見つめ、直していくための場所である。
③弱い自分を鍛える場所である。
④何かひとつ自信を付けて帰る場所である。 ⑤発見と研究心が湧き「元気・やる気・本気・根気・負けん気」が備わる場所である。 ⑥みんなで励まし合う場所である。
⑦もうひとつ上の自分を目指す場所である。
⑧自分の帰る場所である。

自前道場ならではのアットホームな暖かさと家族的な雰囲気の中で、70歳の新入門拳士から幼稚園児まで時に厳しく、とにかく楽しい!をモットーに修練しています。
・いつもなかなか起きない子が修練日に「少林寺よ」と声をかけると飛び起きます。
・火曜日の修練日は、子どもが学校から走って帰ってきます。
・70歳で入門しました。学生時代は苦学生でやりたくてもできなかったのですが、念願叶って週二回、遠方から車を飛ばして通っています。毎週楽しくて、人一倍汗をかいています。